活動


2021,01,18, Monday 2040年に水ストレス…


地球上に存在している水の量は約14億立方キロメートル。その内、人類が取水しているのは年間約4.000立方キロメートル。1950年には1.400立方キロメートルでしたからこの70年で約3倍になろうとしています。
14億立方キロメートルからしますと微々たるものですが、地球上の14億立方キロメートルのうち97.5%は海水です。人類が活用できる真水は2.5%の3.500万立方キロメートルで、その内の1.7%は南極や北極の氷河や万年雪、そして0.8%弱は地下水の状態で、人類が取水しやすい河川や湖沼等にある水は、地球全体の0.01%の10万立方キロメートルです。
人類が取水している年間4.000立方キロメートルの内訳は、農業用水が約70%、工業用水が19%、生活用水が12%です。国際エネルギー機関の予測では、2040年には年間約4.400立方キロになる予測です。
真水利用率が高いことを「水ストレス」と言いますが、今後、水ストレスが高まって行くとの予測があり、世界では北アフリカや中東の砂漠地帯、アメリカに西海岸から西部にかけて、中国北部と中部、インド等で、日本では東京都東部、横浜市、川崎市、岡山市周辺等が水ストレスが固くなると予測されています。
その他、バーチャルウオーター(仮想水)の問題、即ち、日本が輸入している牛肉、豚肉、鶏肉、野菜、果物等には生産国で多くの真水が使われています。
そのようなことから、今後、水の消費効率を上げたり、廃水の浄化による再利用などを積極的に推進する必要があります。
〜データで分かる 2030年 地球のすがた〜より

2021,01,12, Tuesday 『ベトナム中が涙した日本の少年』:9歳の男の子…


 私が定期購読している月刊「致知」2月号の素晴らしい記事を紹介させて戴きます。
『後世に継いでいきたい 日本の心』 「僕よりお腹を空かせてる人がいるから」
 東日本大震災直後の3月16日、福島県に派遣された一人の警察官がいた。彼の両親は在日ベトナム人で、日本で生まれ、人のために働きたいと帰化して警察官になった。福島第一原発から25km.離れた被災地の学校で、彼は被災者に夕食を配る手伝いをしていた時、9歳の男の子に出会った。寒い夜だったにもかかわらず、その男の子は短パンにTシャツ姿で食料を頂く列の一番最後に並んでいた。気になって警察官の彼は声をかけた。少年はぽつりぽつり話し出した。
 学校の近くで仕事をしていたお父さんは、少年を助けようと学校に駆けつけようとしていた。少年は言った。「父が車ごと津波に飲み込まれるのを学校の窓から見た。海岸に近い家にいた母親や妹、弟も助かっていないと思う…」と。家族の話をする少年は涙を拭きながら声を震わせた。警察官は自分の着ていた警察コートを脱いで、少年の体にそっと掛け、そして持ってきていた食料パックをその男の子に渡した。
 警察官が眼にしたのは、受け取った食料パックを配給用の箱に戻しに行った少年の姿だった。「ほかの多くの人が、僕よりもっとお腹を空かしていると思うから…」と。警察官は忘れかけていた熱いものが一気に湧き上がってきて、涙を抑えることが出来なかった。
 この話がベトナムの新聞に載り、ベトナムの人々は男の子と日本に称賛を惜しまず、感動の涙を流すと共に、決して裕福とは言えない人々からも多くの義援金が日本に寄せられました。後世に継いでいきたい 日本の心です。
 


2021,01,05, Tuesday ある法律事務所から戴いた年賀状…


 ある法律事務所から戴いた年賀状の言葉です。
 「今、私たちは、将来が大変不安な時代に生きています。世界を見渡せば、強い独裁型政治リーダーが持てはやされ、人々もSNS上に意図的に流される虚偽情報を簡単に信じてしまう傾向がみられます。反知性主義がはびこってきました。世界中で、自由と民主主義が危うい状況です。高校生の頃に見た映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、明るく楽しげな歌であふれる一家が、ナチスの台頭で自由が奪われ、重苦しい教会の鐘の音と共に色彩がなくなり、時代が暗転するシーンが思い出されます。」
 以上の言葉に接し、改めて正しく誇れる歴史教育、理系教育やその基礎となる国語教育などの「教育」と、芸術・文化・景観などを活かし、心が癒され、発想力が自然と高まる街づく大切だと思いました。

2021,01,01, Friday 年頭に当たって:令和3年元旦


『新年明けましておめでとうございます 日頃のご芳情に心より感謝させて戴きます 今年も皆さまのお役に立てますよう一生懸命頑張らせて戴きますので、よろしくお願い申し上げます』
令和の新時代が始まって一年が経とうとしていたころに発生したのが新型コロナウイルス禍です。この新型コロナウイルスは、私達に何かを警鐘しようとしているのではないか、と思えてなりません。
人口減少・少子高齢化、異常気象・巨大災害の多発など、課題が多い昨今の日本です。その日本の競争力は、昨年のスイスの研究機関の発表では、日本は1988年から4年間は世界第1位でしたが、2019年は第30位に、昨年はさらに順位を下げ世界第34位でした。
世界のGDPにおいても平成の初め、日本は世界第2位で世界に占める割合も約16%でしたが、直近では約6%です。
このように課題の多いのが今の日本、そしてふるさと香川の現実です。このような現実に接し、私は今回の新形コロナウイルスは私達に、日本やふるさと香川の課題解決に向け、「気付いたからこそ課題解決に向け一歩一歩着実確実に取組み、そして結果を出し、未来の子供たちに負担の掛からない社会を継承せよ」という天の声に聞こえてなりません。
それと共に「誇れる日本の歴史」を今から、」今を生きる私達を含め学び・知り・理解し、将来世代に継承して行かなければならないと思います。歴史学者のアーノルド・トインビーは言っています。民族滅亡の3原則★理想を失った民族 ★価値や物をお金に置き換え、心の価値を見失った民族 ★自国の歴史を忘れた民族は滅亡する、と。
これからの日本、ふるさと香川において最も重要なのは教育です。香川県議会議員として常に学び続け、その学びを政策提言に活かし、日本そしてふるさと香川の課題解決に繋がり、未来の子供たちに負担の掛からない社会を継承すべく最善を尽くさせて戴きます。皆さまにおかれましては今年が素晴らしい一年となります事を心より祈念させて戴きます。ご意見・ご提言もよろしくお願い致します。

2020,12,27, Sunday 『巧言令色、鮮なし仁』:月刊「致知」1月号より


私は月刊「致知」を約25年余、愛読しています。時間が合えば年1回の新春講演会にも参加しています。令和3年1月号の「巻頭の言葉」が素晴らしいので、今年最後の高木英一活動として報告させて戴きます。
JFEホールディングス名誉顧問の數土文夫先生の言葉です。『国力衰退という、重大危機に直面する日本』。近年、日本の国際競争力が著しく低下している。スイス・ローザンヌに拠点を置く国際経営開発研究所の世界競争力ランキングによれば、1989年から1992年まで4年連続で第1位だった日本は、2019年には30位、2020年には34位と順位を下げている。近年2年連続1位のシンガポールをはじめ、香港、台湾、中国、韓国の後塵を拝している。
日本が国力衰退と言う重大な危機に直面しているにも拘わらず、国会ではこの厳しい現実について真剣に議論される様子がない。30年足らずで第1位から34位に転落した日本の、これからの30年後を思うと、暗澹たる気持ちになる。
最近、世界中で横行する詐欺は「巧言令色」そのものであり、騙す者には「仁」がない。弱者への配慮は当然です。しかし、「自助」より「公助」を安易に強調する政治家も「巧言令色」に見える。「巧言令色」に相対する術は、個々人が自主独立、独立自尊の精神を実践することであり、それこそまさしく「仁」と言える。孔子は、人の基本は「仁」だと訓えている。「仁」なき人、共同体、国は衰え、斜陽化する。我が国が「仁」を取り戻し、30年後に見事復活を遂げていることを願って止みません。
新型コロナウイルス禍にあって、国の債務残高はGDPの266%(2.66倍)になっています。今年度、新規国債発行も当初32.6兆円から過去最大の約112.6兆円に膨らんでいます。私が政治の世界に入ってからの自論である『未来の子供たちに負担のかからない社会を継承する』為にも、「自助」「共助」を大切にする社会づくりが重要です。
新年も、一生懸命、「未来の子供たちに自慢できる街づくり」に頑張らせて戴きます。