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2018,04,07, Saturday 誇れる史実:陽明丸・奇跡の救出作戦


最近、私は誇れる日本の史実を知りました。「陽明丸・奇跡の救出作戦」です。2009年9月、篆刻家(てんこく:印章や好みに合った印を彫ること)の北室南苑さんがロシアのサンクトペテルブルクで個展を開いていた時のこと、一人のロシア人女性が訪れてきた。名前はオルガさんで、100年前、彼女の祖父母も含め、約800人の3歳から15歳の子供たちがロシア革命時、飢餓等の難を逃れるため、日本海沿いのウラジオストックに逃れた。その子供たちを古里に送り届けようとも、アメリカ、イギリスの船会社はどこも引き受けなかった。唯一引き受けたのが勝田銀次郎の勝田汽船で、さっそく貨物船の「陽明丸」を客船に改造し、1920年7月、教職員を含めて約900名を乗せた陽明丸は室蘭、サンフランシスコ、パナマ運河、ニュヨーク、フランス、フィンランド経由で子供たちを古里サンクトペテルブルクへ無事、送り届けた、機雷の潜むバルト海などの難航路を見事、操船したのが岡山県笠岡市出身の茅原基治船長です。
2011年10月、オルガさんは来日し、茅原さんの親族や多くの地元民が出迎える中、夢にまで見た茅原船長の墓参りをすることが出来ました。また、勝田銀次郎さんはその後、神戸市長を2期務めました。誇れる素晴らしい日本の史実です。