活動


2018,09,17, Monday 「どんな大人と出会うかで、その子の人生は変わる」:野口義弘さん


先日、北九州市の(有)野口石油へ行き、野口義弘社長と面談させて戴きました。
野口社長は犯罪を犯した少年・少女の更生に尽力されています。小学校2年の時、父親が大病になり、中学2年の時、父親が肺結核で亡くなり、中学3年の時、お母さんが半身不随で寝たままになり、少年時、食べるお米にも苦労した。一番つらかったのは、友達のお母さんが「義ちゃんとは遊んだらいけない」と言った時だった。苦労に次ぐ苦労をされた野口さんは52歳の時に独立、ガソリンスタンドの経営を始め、奥様が保護司の仕事をしていたので、少年・少女の更生のお世話を始めた。中には17歳で前科15犯の子や、父親が7回代わった子もいた。「どんな大人に出会うかで、その子の人生は変わる」。そして、1回で立ち直る子はいない。犯罪を犯した少年・少女に共通するのは、〇当たり前の生活をしていない。〇両親が揃っている子はいない。〇帰る所がない。〇70%が生活困窮家庭。〇40%が生活保護を受けている。〇20%の母親が、妊娠中に薬物中毒になっている等、悲惨な環境下にある。
「子供が立ち直れるのは18歳まで」、「負の連鎖を断ち切る」⇒「労働」と「家庭・社会・信頼感」である。全34人の従業員中、17人が更生中の子で、中には2度3度刑務所に行った子もいる。しかし、決して見捨てないし、遅刻したら迎えに行くし、面接した子は全員、採用する。「何でここまでしてくれる」と思い、信頼感が生まれる。今迄に約150人を更生させた。
一番うれしい時は、更生した子が結婚し、子どもを連れて遊びに来てくれる時。野口社長のお話を聞かせ戴き、ただただ『頭が下がりました』。香川県議会議員として、この学びを活かし、「負の連鎖を断ち切り、一人でも多く、幸せを感じられる子供たちが増えるよう」最善を尽くさせて戴きます。