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2018,11,11, Sunday 大宰相・原敬:フランス革命&『自由の意味』

先日、農林水産大臣を勇退された齋藤健先生が退任時の会見で、「ゆっくり大宰相・原敬の本を読みたい」との言葉に接し、早速その本を購入し読み始めました。齋藤健先生が推奨されるだけあって、まだ1/4くらいしか読んでいませんが、いい学びになります。
1789年のフランス革命は、ブルボン王朝の圧政に苦しんでいた市民が、長期にわたる啓蒙思想の影響と、アメリカ合衆国の独立に刺激されて起こった。7月14日、パリのバスティーユ監獄の襲撃から革命は始まった。バスティーユ監獄には、国王や大貴族にとって都合の悪い人物を裁判をせずに投獄・幽閉していた。このパリからの反乱はフランス全土に広がり、8月4日には封建的身分制度と領主が廃止された。そして8月末に近代デモクラシーの一大記念碑と言える「人権宣言」が国民議会により可決された。人民宣言は前文と17条からなり、第1条で「人は生まれながらにして自由かつ平等の権利を有する」とうたい主権在民、法の前の平等、所有権の不可侵などを宣言している。
私が今までの所で最も勉強になったのは、『人権宣言の意義は深い。何故ならばそれは、人間の諸権利を宣言することを通じて、同時に、自発的に同意された規律、必要に際しての犠牲、道義の陶冶、一言でいえば人間の精神、といったものに訴えているからである。』、『自由は、放棄への誘いや無責任な権力への誘いでは断じてない。また自由は、勤労の努力という反対給付をともなわない無制約の安楽を約束するものでもない。逆に、自由は、勤勉,、不断の努力、厳格な自己抑制、有事に際しての犠牲、そして市民としてのまた私人としての徳、というものを前提としている。』
この言葉に接し、昨今、「自由」ということの本来の意味が履き違えられているのでは、と思いました。