活動


2019,05,11, Saturday 『ゆでカエルにならないために』:齋藤健前農水大臣


5月9日、日本自治創造学会の研究大会に出席、講師の一人が齋藤健先生でした。「ゆでカエルにならないために」をテーマに熱弁戴きました。
「日本は重要な局面に立っている」。人口減少で、昨年約40万人減った。10年後にはやく70万人、15年後からは毎年80〜90万人減少する。人口は「人」の「口」と書く。人口が減る時代、内需中心の企業は苦しい。カエルを熱い鍋に入れるとすぐ飛び出すが、少しづつ熱してくとカエルは気付かず、そのうち死んでしまう。これがヨーロッパ発祥の「ゆでカエル」の言われです。
人口が減るを前提に、どう乗り越えていくか。日本の自動車、アメリカで売れている。キッコーマン醤油、世界中で売れている。営業が熱心にアメリカ中を、世界中を回り営業したから。キッコーマンはスーパーの店頭で肉を焼き、醤油をかけて食べて戴いた。
今、香港で「おにぎり」がブレークしている。一個20香港ドル・日本円で約400円のおにぎりで、今50店舗ある。32歳の西田社長は日本から玄米を輸入し現地で精米し、おにぎりにして大成功。今、スターバックスが香港に180店舗あり、それを超えるのを若干32歳の西田社長は目標にしている。日本のコメ市場が縮小している中、素晴らしい展開です。日本の「食」の最大輸出先は香港。何故、香港が多いか。人口730万人で、その内220万人が年数回も含めて日本に来て戴くから。
来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、それを含めて自費で日本に来てくださる外国人は4000万人。この方々に日本の「素晴らしさ」をいかに楽しんで戴き、リピートに繋げるかが大切。もっともっと迫りくる人口問題に危機感を持たなければ。内需型産業の人は海外に目を。素晴らしい講演でした。