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2020,03,23, Monday 齋藤健先生からの学び…帝国国防方針


私は牟礼町長時代、齋藤健前農林水産大臣が30代末頃、経済産業省の官僚時代に書かれた『転落の歴史に何を見るか』の本に偶然接し、読ませて戴きました。日露戦争からノモンハン事件に至る約30年間の日本の歴史を忠実に分析されると共に、指導者の意思決定の重用さを学ばせて戴きました。
「帝国国防方針」においてロシアがNo-1ですが、1923年に一度、ソ連(ロシア)とアメリカ合衆国が1位になったものの、その後ソ連のみが1位で、陸軍大学校でアメリカが仮想敵国N0-1になったのは何と1943年・昭和18年でした。齋藤健先生曰く「日本と言う国は、思想や方針の転換をするのが難しい」。
日露戦争後の30年間に、日本がおかしくなった理由『何が変わったか』 1、指導者の劣化 2、組織に自己改革力がなかった。 3、道徳律の変化 4、戦史がなかった〜なかったんじゃなく、良くなかった。
戦後絞首刑になった陸軍大将松井石根が最後に教誨師に語った言葉、『日露戦争時、捕虜の取扱い他、うまくいっていた。今度はそういかなかった。武士道とか人道とか言う点では、当時と全く変わっていた。虐殺を叱ると後で皆が笑った。ある師団長のごときは、「当たり前ですよ」とさえ言った。国が変わって若い者が血気にはやって、とうとうこんなことになった』。
此の言葉に接し、事実を正しく伝える歴史、そして何と言っても『教育』が大切であり、基礎基本であると学ばせて戴きました。