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2020,05,03, Sunday 憎しみを超えて…パレスチナ人アハメド君12歳


2005年、パレスチナとイスラエルは紛争中で、当時12歳のアハメド君は30mの距離からイスラエル兵に腹部を撃たれた。逃げようと立ち上がったアハメド君の眉間にもう一発撃ちぬかれた。アハメド君は音楽を愛する優しい少年だった。
父親のイスマイルさん(写真の一番左)はイスラエルの病院にかけつけた。60年前、自分の祖父もイスラエル兵に殺害されたイスマイルさんは、「今度は自分の息子まで」。憎しみと言う生易しい感情ではなかった。
イスラエルでは、脳死患者の家族に対し、臓器提供を提案する制度ができていた。担当医がイスマイルさんに言った。「息子さんの臓器を提供して戴けませんか。ただし、それはイスラエル人になるかも知れません」と。
医師は断られることを覚悟していたが答えは『イエス』だった。
アハメド君の心臓は同じ年のイスラエル人少女、サマハちゃんに移植された。イスマイルさんは日本の作家と共にサマハちゃんの家に行った。家にはアハメド君の写真が飾られ、サマハちゃんの両親は「あなた方家族から受けた御恩は一生忘れません」と涙ながらに語った。そこにはパレスチナ人とイスラエル人と言う壁は一切なかったそうです。
元気になったサマハちゃんは18歳になり来年は医学部を受験、医師になってたくさんの命を救いたい。イスラエルとパレスチナの平和の為に働きたい」と語っています。
感動の実話です。〜出射塾「今日の一言」より学ばせて戴きました。