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2021,08,11, Wednesday ユダヤ難民を救った「もう一人の日本人」樋口季一郎中将


杉原千畝が「命のビザ」を発給して多くのユダヤ難民を救った2年前の1937年3月、ソ連国境の地オトポールに逃れてきたユダヤ難民に対し、当時、ハルピン特務機関長だった樋口季一郎は、人道的見地から特別ビザを発給するよう満州国に要請し、ドイツと日本の関係を憂慮するあまりユダヤ難民の入国を拒んでいた満州国に対し、ビザ発給の指示を与え、記録にはないものの、一説には約2万のユダヤ難民の命を救いました。
樋口季一郎のもう一つの功績は北海道を守ったことです。1945年8月15日、日本は無条件降伏し終戦となりました。旧ソ連は日本の降伏直前の8月9日に対日参戦し、終戦後の8月18日、カムチャッカ半島に一番近い千島列島最北端の占守島に突如攻め込んで来ました。樋口季一郎陸軍中将はソ連侵攻軍への抗戦を指揮し、見事撃退しました。万が一、占守島が守られていなかったら、ソ連は北海道を占領しただろうと言われています。日本の忘れてはならない史実であり、樋口季一郎陸軍中将の功績です。
今、こうした功績を顕彰しようと、樋口季一郎の銅像の建設が計画されています。