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2021,09,07, Tuesday 保存すべき旧県立体育館


先月、ニューヨーク・タイムズが発刊する雑誌の企画「最も重要な戦後建築25選」に香川県庁東館が日本で唯一選ばれました。
1858年に完成した香川県庁東館は丹下健三の食の代表作で、柱と梁の組み合わせなど伝統的寺社建築を思わせるデザインを採用しつつ、コンクリートの打ち放しの造りなど、当時としては最先端のデザインも取り入れられています。
香川県における丹下健三設計のもう一つの作品は旧県立体育館で、当時の金子正則知事が、1964年に香川県におけるスポーツ振興の象徴として建設を指示され完成しました。建設当時、西日本最大のアリーナを持つ体育館として、体育大会だけでなくコンサートなど様々なイベントが行われていました。完成後、多くの県民からこの体育館が和船を彷彿させる外観から「船の体育館」と呼ばれ親しまれていました。
今回、香川県庁東館が、世界重要建築に国内で唯一選出されたことから、旧香川県立体育館も天井を吊るワイヤの確保を含め、可能な限りの現実的調査と準備に基づき耐震補強を含めた再利用に向けた改修工事を早期に実施し、新型コロナ禍で全体的に経済が落ち込んでいる今だからこそ、香川県庁東館とペアで瀬戸の都高松、引いてはふるさと香川の活性化に活かすべきと考えます。