活動


2015,09,25, Friday 誇れる日本の歴史:松江豊寿大佐:板東俘虜収容所


先日、鳴門市にあるドイツ館へ行きました。1914年(大正3年)、連合国の一員だった日本は、ドイツの租借地・青島を攻撃し、約4700人のドイツ兵を俘虜にし、この内約1000人が1717年から1920年までの約3年間を鳴門市にあった板東俘虜収容所で暮らすことになった。会津生まれの松江豊寿板東俘虜収容所長は、人道的かつ寛大で友好的処置をとった。その為、ドイツ人捕虜も、牧畜・製パン・洋菓子などのヨーロッパの優れた技術やベートーベンの「交響曲第九」を日本で最初に演奏するなどの文化・芸術も披露した。写真のドイツ橋やメガネ橋はセメントを一切使わず、石だけの橋です。また、赤十字の石碑は日本の人道的行いを称え「国境を越えた博愛の心がここにあった」と刻まれています。
主人公の松江豊寿所長は、戊申戦争で想像を絶する悲惨な歴史を持つ会津出身です。会津出身者には、北京の義和団の乱で5か国の兵を率い、55日の籠城戦を持ちこたえ、イギリスなどに大いに称えられた柴五郎が有名で、松江豊寿大佐は柴五郎の生き様を見習ったのではないかと思われます。
日本の誇れる歴史を、将来世代に伝承する必要性を大いに感じたドイツ館訪問でした。

2015,09,16, Wednesday 日本No-1:今治造船


今治造船グループの日本での建造量シェアは約32.3%で日本一、世界でのシェアは約6.7%で世界第3位です。1901年明治34年創業で、人材教育・人材育成に力を入れ終身雇用で、とにかく社員を大切にしている会社です。本日、自民党議員会の勉強会で、「人の合理化をしない」「今治造船で働き続けたい」「この職場が好き」「この会社で何かやってみたい」との経営理念を含めて会社の方針の説明を受け、「企業は人なり」と言いますが、正にその言葉を実践している姿に感動すら覚えました。
平成14年1月〜12月、世界では2930隻(100トン以上の船)が建造され、日本522隻、韓国341隻、中国906隻です。今治造船は会社創業以来の累計建造実績は2250隻だそうです。今治市の高等学校には造船科も最近できたそうで、香川県においても、ニーズに合った技術系学科の必要性と地域一丸となった、今治市における「今治地域造船技術センター」のような、技術者を養成する機関の必要性を学ばせて戴きました。産官学の連携が重要です。

2015,09,13, Sunday 農林水産省・皆川芳嗣前事務次官の講演


先日、香川県庁東館の県庁ホールにて、農林水産省の皆川芳嗣前事務次官の講演がありました。
「所有」と「経営」の分離、今、国は農地中間管理機構を活かして、農業の大規模化に取り組んでいる。「儲かる〇〇」が農業ののみならず、全ての産業の基本だと私は思います。皆川前次官が、秋田県大潟村の話をされました。私は数年前、大潟村へ行き、あきたこまち生産者協会の涌井社長と約1時間、面談させて戴き、国が米を管理販売しようとしている最中、涌井社長は6次産業化した米を東京などへ直接販売し、利益をあげる努力をされていました。行政は「やみ米」として取り締まろうとしていた時、法的に支えたのが、高松市在住の川崎弁護士です。私の高校の同期でしたので、川崎弁護士に、涌井社長との話を伝えると、彼はこう言いました。「ヤミ米とは言ってくれるなよ。自由米と言ってくれ」と。その話は皆川前次官に伝えました。
皆川次官は、日本の農業・食料関連産業の国内生産総額は、全産業の10.5%、95兆2000億円ある。人口減少で国内需要が減ることを憂うより、新たな需要を開発する。東アジア、世界へ日本の食べ物、うまみ文化を売り込むとの講演に、香川県農業も、圃場整備を含めて、「儲かる農業」となるための、基礎基本となるデータに基ずく施策展開が重要と学ばせて戴きた講演会でした。

2015,09,11, Friday キャビアの生産in東かがわ市引田


昨日、経済委員会の視察研修で東かがわ市引田の」「東かがわ・つばさキャビアセンター」に行きました。旧引田中学校の体育館に設置された水槽に、地下100mからくみ上げた清水でチョウザメを養殖し、キャビアの生産をするものです。約1万尾のチョウザメの養殖数は日本一とのことで、正に「うどん県それだけじゃない香川県」の本県の標語どおり、チョウザメを養殖し、キャビア生産に取り組んでいました。チョウザメからキャビアがとれるまで約7年かかるとのことで、今、某大学と連携して、チョウザメを解体せずに、卵を産ませてキャビアをとる研究をしているそうです。5〜10年の抱卵魚は80万〜100万円するそうです。課題は、水産試験場の淡水の専門家がいないことと、求人しても人が来ないことだそうです。
先日、農業経営高校へ行きましたが、農業技術面においても、指導する先生が不足しているとの話を聞きましたが、「うどん県それだけじゃない香川県」を目指すのに大切なことは、ドイツのように、小学校時から職業の種類や意義などを教育すると共に、地域のニーズに合った技術系学科の創設や、技術者の採用の大切さを学ばせて戴きました。

2015,09,09, Wednesday 石破茂大臣:「地方から創生する我が国の未来」


今、田中角栄「列島改造論」、大平正芳「田園都市構想」、竹下登「ふるさと創生1億円」が注目されているが、この時代は、今とは真逆で人口増、経済成長下のふるさと創生だった。
「人・モノ・金」はどこから入り、どこへ行くのか。このままいくと、今1億7000万人の日本の人口は、200年経つと、1400万人に、300年経つと400万人に、2900年経つと4000人に、3000年経つと1000人になる。私はそこまでは行かないと思います。今は昭和でいえば昭和90年である。昭和30年からの15年で、日本は世界で例のない、500万人もの人口移動が起った。多摩ニュータウンなどの団地やプレハブ校舎がどんどん建った。
今は2015年で、1000年前は平安時代だった。一昨年の11月、増田寛也さんの「地方消滅・壊死する…」の論文が衝撃的だったが、100年先の話ではなく、2040年、25年後の全ての予測をデータで示した論文である。
大手製造メーカーが地方に工場を建て、雇用が生まれる、こんな時代はもう来ない。農業、漁業、林業は、四季のある日本、海の体積で世界第4位の日本においては、世界で最も恵まれた環境にある。今迄の政策が時代の流れにそっていなかった。
これからの日本、〇労働生産性を上げる。○外国人インバウンドを増やす。ホテル等の課題はあるが、伸びる余地はいっぱいある。地域分析システムのデータを国はどんどん出す。そのデータに基づき、地方はふるさと創生の計画を立案する。地方が、持てる力・宝を活かし、地方を元気にすることが大切である。
今を生きる私達は、将来世代に素晴らしいふるさと日本を残す責務・責任がある。今の日本の課題を乗り切れば、アジア、ヨーロッパなどの国々に、日本は大いに貢献できる。