活動


2018,06,25, Monday ヒートパイプ型凍土低温貯蔵庫:自然エネルギーの活用


 先日、帯広市の自然エネルギーを活用した「ヒートパイプ型凍土低温貯蔵庫」を視察研修させて戴きました。
農業生産法人 (有)テクノ・ファームは、地元の帯広畜産大学名誉教授土谷富士夫先生の指導の下、帯広の氷点下になる気候を活用して、ヒートパイプを活用(写真の倉庫周りに盛った土の中に人パイプを埋め込み、パイプの中に充填された作動液と気体の管内での半永久的なサイクルで循環させ、土を凍土化し倉庫内(温度0〜5℃&湿度95〜100%)の環境を実現し、十勝・帯広特産の馬鈴薯を保存、夏季の馬鈴薯の高値の時期に出荷するシステムを構築されていました。
このシステムは★CO2の排出ゼロ ★電気が不要で、ランニングコストを大幅に削減できる 等のメリットがあり、最近、雪を活用した冷蔵・冷房システムも出来ていますが、このシステムは、雪を貯蔵する氷室が不要の為、より簡略設備で可能との事でした。
自然エネルギーの活用に取組ませて戴きます。


2018,06,20, Wednesday 「課題探求的な学習」in札幌開成中等教育学校


先日、「課題探求型学習」の実践校札幌市立札幌開成中等教育学校を視察研修させて戴きました。
「課題探求的な学習」とは、実験・観察・調査や対話・討論・発表などに取り組む中で、基礎的・基本的な知識や技能の定着と、課題発見・解決力や思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力などの育成を図る学習スタイルのことで、「堀川の奇跡」と言われた京都市立堀川高校の実績、課題探求型学習を取り入れた後、大学入試実績で、京都大学合格者数が10数人だったのが、今は100人を超え、京大入学者数がNo-1になったなど、探求型学習の成果と言われています。
札幌開成中等教育学校では、「課題探求的な学習」を、責任と自信を持って生徒に提供するために、その成功モデルである国際バカロレア(International Baccalaureate:IB)の教育プログラムを取り入れています。その国際バカロレア・IBは、基礎・基本的な知識・能力に加え、「主体的に学び考える力」を育成するのに有益なプログラムとして国際的に評価されています。1968年にスタートし、本部はスイスにあり、修了生には国際的に通用する大学入学資格が与えられます。5・6の2年間、国際バカロレア資格を希望する生徒を対象に日本語DP(日本語と英語によるデユアルランゲッジ・デイプロマ・プログラム)を実施しており、そのために英語ネイティブの先生が11名います。
タブレット端末やICTの活用、26〜27人の少人数学習、2時間連続授業など、世界のグローバル化、少子化・人口減少社会を支えるであろう時代に対応できる人材育成に向けた素晴らしい教育システムでしたし、写真のように職員室も開放的でした。香川県議会議員として、本県において活かすよう頑張らせて戴きます。

2018,06,16, Saturday 新県立体育館・アリーナ…高木英一の考え


昨日、新県立体育館についての特別委員会が開催されました。
私は委員として次の意見を提言させて戴きました。(1)今、気運が高まっている高松城天守閣が再建された後、天守閣との景観が溶け合う設計をすべき。(2)MICE等、ソフト面の充実に今から取り組むべき。(3)スペインのビルバオは鉄鋼、造船で栄えていたが、その後、疲弊していた。ビルバオ・グッテンハイム美術館が完成した後、人口約35万人のビルバオは世界から100万人超の人が訪れるようになり復活した。このような成功事例を取り入れるべき、等の意見提言をさせて戴きました。
参考人の筑波大学高橋義雄准教授は、〇新県立体育館・アリーナは『サンポート物語』として、「モノ」の消費から「コト」の消費に注視すべき、「天守閣」の歴史&「アリーナ」の近代・未来への現実を溶け合わせ、活性化に活かすべき。〇ビルバオ・グッテンハイム美術館は高橋先生も行ったことがあり、外観もさることながら、中身も素晴らしい、等の回答を戴きました。
高木英一は★ランニングコストのかからない(海水温度差活用の空調や地中熱の活用等も含む)★収益性の確保、を重視しつつも、完成した暁の高松城天守閣の景観とも溶け合う設計、取り分け高松港に入港する客船からの景観に配慮した新県立体育館とすべき、と考えています。
私は今春、安藤忠雄先生設計の表参道ヒルズを視察させて戴きました。なだらかな坂道に沿って建ち、隣は大正末から昭和初期に建てられた同潤会アパートが建つ表参道ヒルズ、外観は近隣の景観に溶け込むと共に、何と言っても素晴らしかったのは、坂・傾斜を活かした建物内部の設計で、スロープと店舗、そして空間が解け合う見事な、さすが安藤忠雄先生と思う感動する内部・平面&外観設計でした。
県都高松・サンポート高松の活性化に活きる新県立体育館・アリーナとなるよう頑張らせて戴きます。

2018,06,13, Wednesday 奇跡の復活〜十勝バス(株):野村文吾社長


一昨日、十勝バス・野村文吾社長と面談させて戴き、十勝バス復活の奇跡を学ばせて戴きました。
20年前、野村文吾社長が西武グループで働いていた時、ご尊父の十勝バス社長がやって来た。「会社をたたもうと思う」。野村文吾社長は天の声で十勝バスへ帰ることに決断した。「1対多」の関係を、「1対1」の関係にすべく努力した。社員さんとのコミュニケーション、次には住民の方々との対話。そこからの取組みは、住民の方々への戸別訪問を実施し、バスの乗り方の説明、時刻表の配布等であった。まず最初に驚いたのが運転手さんであった。「このバス停にもお客様がいる」、「次のバス停にもお客様がいる…」。2012年に十勝バスは40年ぶりに増収増益となった。地方公共交通の奇跡です。
その野村文吾社長談…◎「1対多の仕事を1対1の仕事に持ち込めた」◎「コミュニティーバスの運行距離は30分以内とすべき⇒そして、鉄道、路線バス、船舶、飛行機など幹線交通網と連携すべき」◎「新規路線開設の場合、1年分の運行コストを計算し、赤字が出れば自治体が補填し、逆に一定以上の利益が出れば自治体に還元すすシステムがいいのでは(石川県の能登空港はANA・全日空と同じ契約をしている。今は全日空が石川県に黒字分の一部を還元している)」◎「今年に入り、廃止した2路線の復活を予定している」◎「長距離路線と短距離路線の連携、ハブ&スポークが大切」。今後の課題は、バス〜私鉄・JR〜飛行機〜タクシー〜船舶とどう連携するかが重要である。お客様は企業名、関係ない。目的地にどう安く、速く行けるか。
十勝バス・野村文吾社長からの学びを県政に活かすよう頑張らせて戴きます。


2018,06,06, Wednesday 第3の超景気〜ゴールデン・サイクルで読み解く2025年


本日、114銀行創立140周年記念講演で表題のセミナーに出席させて戴きました。講師は三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)景気循環研究所の嶋中雄二所長です。
20世紀初頭(1904〜1914年)以来、日本経済は「第3の超景気」を迎えている。長期循環(クズネッツ・サイクル:25.6年周期)と超長期循環(コンドラチェフ・サイクル:56.0年周期)が共に上昇する3回目の良い時代である。今から56年前は1964年の東京オリンピック時で、2020年の東京オリンピックに向け、国立陸上競技場を含め、その時整備したインフラが建替え・更新時期である。
過去7回、日経平均株価が急落した。1987年のブラックマンデー、2008年のリーマン・ショック、2016年のトランプショック等である。今、アメリカの景気は上昇中で、来年の5月頃まで続きそうで、ケネディ大統領時代の106か月を超えた。2012年12月に始まった「アベノミクス景気」は今年6月には67か月となり、景気動向指数(2010年=100)は119.0と、リーマン・ショック前の2007年8月以来の高水準にある。
2019年10月の消費税の8%から10%への引上げは実行されるだろう。その時、実質経済成長率は0.3%低下させるだろう。日銀の地域経済報告では、四国の地域経済は「回復している」。それを後押ししているのが「高松市大工町・磨屋町の再開発」で、大工町の施設規模は鉄骨造8階建て、延べ約1万平方メートル、約420台の駐車場、1階に店舗が入居。磨屋町の施設規模は鉄筋コンクリート造11階建て、延べ約8千平方メートルで医療施設等が入居予定である。
2014年4月の消費税引上げ時の例では、GDPは2013年年初がピークであった。このことから、来年10月に消費税が引き上げられると、来年の梅雨頃からがGDPのピークで、9月が景気の山だろう。だから、今年は設備投資が増えるだろう。
日本は2018年まで「ゴールデン・サイクル」に位置し、明治以降で、「第3の歴史的勃興」の「第3の超景気」が2025年まで続くだろう!!